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2021-03-02テーマパーク Park

東武ワールドスクエアのお薦めは、夕暮と夜のライトアップだ

世界一周の、オモチャ箱の中に (前編)

 

つい先日行った東武ワールドスクエア。
ここは、もう以前にも何回か行っている、昔からある老舗中の老舗のテーマパーク。でも今回また来てみて、改めてその良さを再認識する事に。

 

まず、何故この2月の寒い時に?
それは平日のライトアップが2月いっぱいで、夜19時半まで営業しているという事。通常は17時に終了。でもこの期間だけは夕暮れから夜にかけても見れるのです。

 

そして鬼怒川駅の一つ手前、施設の目の前にも駅ができて、とても行きやすくなった事。これなら日帰りでも、快適な特急スペイシア号で、ちょっとした旅気分だ。

 

コロナ禍で海外へ旅できない今だからこそ、その欲求を少しでも満たしてくれれば。

 

でも所詮バーチャルなミニチュアでしょ?
いえいえ、イマジネーションと見る視点を最大限に膨らませば、とても楽しめるのです。まさに「歩いて回れる世界一周」といった感じで。

 

ボリュームがあるので2編に分けて。

 

東武ワールドスクエア、まずは日中から。

 


ここはニューヨーク。水辺のシーンや噴水もあり、とてもフォトジェニック。自然の樹木をセントラルパークに見立てて。

 


思わず見入ってしまうほど、街角の雰囲気があるなぁ。

 


ストリートパフォーマンスかぁ。こうしたアイデアに触れられるのがいい。

 


いや~、なかなか面白い!ニューヨーカー気分といったトコロかなっ。

 


そしてピラミッド。ミニチュアなのに壮大さすら感じる。

 


見る視点を工夫する事で、さながら自分の目線をも投影できる。

 


今回改めて、屋外の施設特有の面白さを感じる事に。リアルな現実の背景とのバランスもいい。

 


このサン・ピエトロ大聖堂なんか、まさにその典型。写真にすると、けっこうリアルで本物っぽいでしょ!

 


まだ見ぬ、ある種の憧れを持っているドイツのノイシュバンシュタイン城。ここでこれを見れるとは嬉しいねぇ。これが夜、どう変化するのか?後編をお楽しみに。

 


おっ、コロッセオだ!

 


一つ一つが丁寧に創られているので、全く飽きがこない。

 


噴水の演出で、更に写真の臨場感を創造してみよう。

 


さあ、東武ワールドスクエア、どんどん見ていこう。実物に迫るアイデアの企画力もあるなぁ。

 


おっとぉ! 本物のヒョウモン蝶も、リアルな演出に一役買ってくれた。縮尺的には25倍の大きさの巨大な蝶になる(笑)

 


世界の色んな所を、いちどきに見て回っている事の面白さ。

 


ここから日本エリア。清水寺かぁ。

 


まさに目線の面白さを味わう感じ。

 


この宮島も。自分が25倍の巨人になったという見方も、できるかもしれないねっ。
となると、だいたい身長42mだからゴジラぐらい。そうかぁ、ここはゴジラ目線なのかぁ(笑)

 


今回特に感心したのが、樹木や植物が模型ではなく、本物の盆栽を使っている所。だから季節感もあり、なおさらリアルさがある。

 

素直に、これは凄い!と思いましたねぇ。
職人さんもあちこちで、細かい手入れをしていました。

 


東武ワールドスクエアの昼間の最後は東京タワー。現実の背景とのバランスがいいよねっ。

 

ふと、こんな風に風雨にさらされた屋外だと、さぞ手入れが大変だろうなと思う。台風や大雨の時なんか、ミニチュア人形なんかはどうなるのだろう?と。
職人さんに聞いたところ、やはり倒れたり壊れたりして、そのつど修復するとの事。

 

いや~、その努力だけでも、一つ一つ丁寧に見ていかないと!と思いましたねぇ。

 

夕暮から夜が、ここの真骨頂! (後編)

 

徐々に陽が傾き夕暮れを迎え、そして夜になる。その、心に投影される「色彩と情感の変遷」にこそ旅の本質がある。それは、人の一生が一日に凝縮されていくような味わい。

 

これこそ「旅に出る」というものが持つ「潜在的な意味と目的」そのものなのかもしれない。

 

そしてそれこそが、この東武ワールドスクエアをも10倍は輝かせている。まさに屋外だからこそ可能な、自然光が奏でる移ろい行く時間の演出だ。

 

東武ワールドスクエアのトワイライトな時間帯。

 


更に日中だと、ミニチュアとしての「アラ」もある程度目立ってしまうけど、この時間帯では「アラ」も包み隠される。そして、よりリアルに迫ってくる。

 


だからミニチュアなのに、とことん繊細に見えるのだ。

 


一瞬の輝きを放つ、コバルトの空との対比も美しい。

 


このタージ・マハルなど、その夕暮れの演出がバッチリ決まったでしょ!

 


そして前編でも触れたノイシュバンシュタイン城。

 


お~っ!雪に見立てたライトアップで、どんどんイマジネーションを膨らませてくれる。

 

更に、このスモーク効果。もうウットリと見入ってしまいました。

 

現実でも、自然界が創る霧の演出が大好きなのだけど、その幻想性がこのミニチュアでも、そっくりそのまま当てはまるのですねぇ。

 

この城の事は、以前アップした【雪中のSF的幻想橋】でも語っているので、是非。

 

一部抜粋すると、『フジTVで以前に放送された「世界の絶景100選」。その中でも特に印象に残っているシーンが、このノイシュバンシュタイン城。それは雪がシンシンと降りしきる中での、少し離れた森の上から眺める絶景シーンだった。』

 

なので、このライトアップとスモークには、なおさら『グッ!』と来ましたねぇ。。

 


現実世界でも、ライトアップは珠玉の演出。それがこの東武ワールドスクエアでは、あれもこれも色々と見れてしまう。これはイギリスのタワーブリッジ。

 


何という贅沢!

 


しかも視点が絞り込まれ、その色彩と造形の魅力が更にクッキリと浮かび上がる。
イランのマスジット・イ・シャーかぁ。本物も見てみたいなと、旅心もくすぐってくれる。

 


このアブ・シンベル大神殿なんかも、そうだ。やはりここの良さはライトアップだなと、つくづく。。

 


これなんかは「ヤリ過ぎ」にも感じるけど、ミニチュアだからこそギリギリ許される(笑)

 


夜だからこそのドラマ性も感じるなぁ。

 


ん~、一見すると本物のようにも。。

 


細かい演出がライトアップで、よりリアルに。

 


これも。

 


こういう祭り的なアイデアも面白い。過去の色んな想いが甦ってくる。

 


そして今回の極めつけが、これ! 昼間は白々として、それほどピンと来なかった金閣寺も、夜のライトアップとスモーク効果で、『ハッ!』とするほどの臨場感と美しさに包まれる。

 


霧の中に浮かび上がる夜の金閣寺。。現実では、ほぼ在り得ないシチュエイション。でもここではミニチュアとはいえ、リアルな視覚空間で見る事ができる。

 

いや~、まいりました。。

 

今はTVや映画などで「映像的刺激」は山のように受けられる。ある意味マヒ状態にも。。だからこそ、リアルな空間の中での「現物的刺激」が貴重なんだなっ。
それが「旅に出る」という事なのだけど、テーマパークの良さも、まさにこれの「空想的バージョン」という事なのかもしれないね。

 


最後に東武ワールドスクエア、ここオリジナル:スカイツリーのライトアップで締めくくろう。

 

行った懐かしい地と、まだ見ぬ憧れの地。それらがコンパクトな空間で交錯し、共鳴しあい、とても楽しませてくれた。
ここは、これからも応援したい貴重な施設だと思う。

 

 

※ワンポイント
去年の8月に行ってここでもアップした、お台場近くにある【スモールワールズ】 。是非見比べてみて下さい。その対比がとても面白いですよ。


あっちは屋内型で、縮小率が80分の1で腰上の高さに展示。で、こっちは25分の1で床からの展示。約3倍の大きさだ。


屋内型と屋外型、それぞれの特徴と良さが、より浮き彫りになるのですねぇ。

 

 

※関係カテゴリー紹介
首都圏・お気に入り施設の中の【テーマパーク Park】として掲載している、僕の大好きなテーマパークの数々です。是非ご覧下さい。

 

当ブログNAVI コロナの影響で、「ソロ旅」が注目される中、僕はもう数十年も前から、この「ソロスタイル」で自由気ままに旅をしてきました。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。

 

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